3次元の恋~オタクの恋物語~
どうやら、ここ最近の私は
自暴自棄になっていた。
面倒くさいから南雲さんでいいか。とか
面倒くさいから全部なかった事に
しよう。とか、考えていたのは事実だ。
現実が変わりすぎて頭が追いつかない。
悩む事が多すぎてゲームに集中出来ない。
それなら、いっそ全てリセット
してしまおうと...確かに昨日の
私は考えていた。
青葉「優花里。凄いね。
何で分かるの?私の考えてる事。」
優花里「何年、オタクと
付き合ってきたと思ってんの。
現実逃避と妄想が趣味の
恋愛初心者の考える事くらい
大体、分かるわ。」
青葉「...私、誰を選んだらいいんだろう..。」
優花里には何度も聞いた。
答えが欲しくて。