3次元の恋~オタクの恋物語~
でも、やっぱり答えてはくれなくて
今日の優花里は怒り出した。
優花里「あー、ムカつくわ。本当。
青葉のくせに何なの?急に。
イケメン、ハイスペ男から一気に
告白されたかと思えばウジウジ悩んで。
何様のつもり?」
青葉「…ごめん。」
優花里「あんたは、乙ゲー好きの
オタクでしょ?今まで、訳分かんない
ゲームの選択肢を選んできたんでしょ?
オタクならオタクらしく
そろそろ選択肢決めたらどう?」
私だってそうしたい。
でも、本当に分からないのだ。
誰を選んだらいいのか。
どうしたらいいのか、分からない。
分からないから聞いているのに。
悩んでいるのに。