3次元の恋~オタクの恋物語~

優花里「もう6年、あんたは常に
色んな選択肢を選び続けた。
現実はゲームじゃないけど。
ゲームの中で選択肢を選び続けた
あんたの6年は現実だから。
青葉なら選べる。大丈夫。」

オタクだと知った上で
気持ち悪がる事も嫌悪感を
示す事もなく、私と友達に
なってくれた優花里は
やっぱり私の救世主だ。

そんな救世主はティッシュで涙を拭き
慣れないメイクと可愛らしい
ヘアアレンジを魔法のような
スピードで施し、私の背中を押した。

優花里「青葉、頑張んなさい!」

青葉「うん、いってきます!」
< 355 / 433 >

この作品をシェア

pagetop