3次元の恋~オタクの恋物語~
南雲さんの車に乗ると
何だか少しホッとした。
やっぱり私はパーティーには
向いてない。正直、かなり疲れた。
でも、隣のこの人は
私よりも何倍もきっと疲れてる。
青葉「…平気ですか?」
律「え?」
青葉「疲れましたよね?
なのに、帰りまで送って貰って
すみません。」
律「僕がお誘いしたんですよ。
送るのは当然です。」
だけど、そんな表現は一切見せなかった。
律「本当は僕が聞こうと思ってたんです。
青葉さんに、平気ですか?と。」
そればかりか、私の事を気遣ってくれた。