3次元の恋~オタクの恋物語~

百瀬さんは...とにかくカッコイイ。
現実にリキヤのような人が
現れたらって願ってた私にとって
完璧な存在で...でも現実のリキヤは
全くの別人で。初めは悲しかったけど
百瀬さんのいい所を見つける度に
百瀬さん自身を知りたいと思った。
百瀬さんの言葉に私は何度も
救われて、また話したいと思った。

南雲さんは...多分、2人よりも
1番、私の事を好いてくれてる。
誠実すぎて心配になるほど誠実で
喜ばせようと努力してくれる人。
ロボットじゃない。
南雲さんの心のこもった言動が
いつも私を嬉しくさせた。
南雲さんの言葉に私は何度も
感動し、胸が熱くなった。

考えてもキリがない。
...逃げたい。でも、考えなきゃ。

どっちつかずは嫌なんだ。
誰に対しても不誠実な人は嫌だ。

選択肢を選ぶのは得意なはずだ。
もう6年。選び続けてきたのだから。
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