3次元の恋~オタクの恋物語~
傷付けると分かっているのに
言わなきゃならないなんて辛すぎる。
でも…逃げちゃダメなんだ。
大切な人だから、きちんと伝えよう。
青葉「…だから…すみません。
百瀬さんとは付き合えません。
私は、大高が好きです。」
頭を下げたから、その表情は伺えない。
依知「遠回りしたな、随分。」
青葉「え?」
依知「だから、俺、初めに言っただろ?
あんたも大高が好きだって。」
でも、顔を上げたら百瀬さんは笑ってた。