3次元の恋~オタクの恋物語~

遥希「な?行くだろ?柿谷。」

話したいけど話せない。
風祭 ユリヤに恋人がいただなんて
知ったら、大高はショックを受ける。

青葉「行くに決まってるじゃん。
あー、月末かあ。楽しみだなー。」

恋人になるとかならないとかは
置いといて、やっぱり
大高は私にとって大切な人だった。

心地良い。これがいい。
大高との関係はこのままがいい。

こうして一緒にイベントに
行けるだけで、十分だった。
大切な仲間を私は失いたくなかった。
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