3次元の恋~オタクの恋物語~
お昼休みになると
私は食堂へと向かう。
この会社での唯一の楽しみは
お昼休みだ。
席に座り辺りを観察する。
あ、今日はあそこの男女にしよう。
さて、妄想の時間がやって参りました。
付き合って3年目。
前日に喧嘩した2人は
気まずさからか斜め同士の席に座る。
男『昨日は本当にごめん。
悪かったと思ってる。』
女『いつもそればっかだね。
何に対してのごめんなの?
本当に悪かったと思ってる?』
男『思ってるよ。
俺は本気でお前と別れたくない。
だから、頼む!考え直してくれ。
別れるなんて言うなよ。』
女『私だって別れたくないわよ!』