カウントダウン~君にもう一度、初恋~
エレベーターで1階まで降り
プレートが輝いている部屋の扉を開けた。
この部屋は常に開け放たれている。
防犯は大丈夫なんだろうか...
「ごめんくださーい」
一応声をかけると
「はーいお待ちしておりましたー!
青木さんですねー!
いま持ってきまねー!」
「あ、はい...」
速攻で帰ることが出来そうだ。
「ゆっくりでも大丈夫ですよ!」
仕事は終わらせてあるから特に急いでない。
ゆっくり過ごしたい...
「はーいおまたせしましたー!」
いや、数秒しか経ってない。
「はいこちらになりまーす!
ここにね、受け取りのサインお願いしまーす!」
「あぁ、はい。」
軽く押されてしまった。
「はい確かにお渡ししました!
ありがとうございまーす!」
「ありがとうございます。失礼します。」
そのまま押し出されてるかのように部屋に戻った。