カウントダウン~君にもう一度、初恋~
『なぁそのアイテムってどんなものなんだ?』
『ん?
気になりだしちゃった感じ?( @ ◡ @?』
『そういうんじゃないけど
もし手に入ったら教えてやろうかと思って』
『わーいヾ(●´∇`●)ノ
ひさってばやさしー!
どんなのかはよくわかんないけど
使った人の記憶とか精神?とかに働きかけて
なんかするみたいσ( ̄^ ̄)?』
うっわぁー...
思いっきり見たことある文面だわ...
どーしよあの薬のことだったら...
『なんかヤベーなそれ
使って大丈夫なのか?』
『大丈夫じゃないかなー?
もし大丈夫じゃなくてもかずちゃんを
助けられるかもしれないんだから
俺は使いたいと思うよ!』
大丈夫じゃないかもしれないのかよ...
必ず助けられる訳でもないし...
『もし、手に入ったら教えてくれ』
『えっ!
ひさが割と危険要素いっぱいの話に乗るなんて珍し!
そんだけかずちゃんが
大事ってことだよねー( ̄▽ ̄)』
『助けられるなら助けるべきだと思っただけだよ
和葉のことはみんな助けたいと思ってるだろ?』
『そりゃもちろん!
ひさもそれっぽいの見つけたら教えてね(✧σωσ)』
...あの薬ってどうなんだろうなー。
『まもなく発車します。
扉から離れて下さい。』
「うわっ!やっべ!!」
周りの少し冷めた目を受けて冷や汗をかきながら
階段を降りていった。