翠雨のはじく、青空に
淡い雨が降っている。流石梅雨入りって感じがする。
「ね、スイ、レベル上がった?」カズが話しかけてきた。
「え?いま92レベだけど。」
「うそっ!?そんな上がる!?」
カズは目を丸くして驚いた。その反応が面白くて私はクスクス笑う。
「ここのクエストやれば結構簡単に上がるよ」
「へー…雨、全然止まないね…」
「そう、だね」
いま私とカズはゲーム部の部室で二人、雨が止むのを待っている。
「どーする?このまま夜まで止まなかったら。」
「それはダメ!帰れなくなる…」
素直にシュンとするのでなんだか可哀想になり、「うそうそ」と軽く返事をした。
「ね、スイ、レベル上がった?」カズが話しかけてきた。
「え?いま92レベだけど。」
「うそっ!?そんな上がる!?」
カズは目を丸くして驚いた。その反応が面白くて私はクスクス笑う。
「ここのクエストやれば結構簡単に上がるよ」
「へー…雨、全然止まないね…」
「そう、だね」
いま私とカズはゲーム部の部室で二人、雨が止むのを待っている。
「どーする?このまま夜まで止まなかったら。」
「それはダメ!帰れなくなる…」
素直にシュンとするのでなんだか可哀想になり、「うそうそ」と軽く返事をした。