大宮課長は今日もいじわる
「誰があんな狭苦しいベッドで寝るかよ」
そ、そうなんだ…
真希ちゃんと寝てなかったんだ!
なんだか、嬉しい。
「あ?何?喜んでるのかよ?」
「ぜ、全然!」
「もしかして、お前俺と寝たいのか?」
「はっ、はい?」
「なぁ、正直に言ってみろよ」
課長が耳元でささやきながら、
私の頭に手をおいた。
な、何なのこの雰囲気。
夜だから?酔ってるから?同じ家にいるから?
課長ってこんなキャラだったっけ?
ドキドキする…
「ほら、今晩は優しくしてやるから
正直に、言ってみ?」
私の頭を撫でながら、
課長の顔は私のすぐ目の前に…