大宮課長は今日もいじわる
そりゃあ、寝たいよ!
大宮課長の横でくっついて寝たい。
あの整った横顔を見ながら…
「ね、寝たいです…」
言ってしまった。
今電気を付けたら大変なことになる。
絶対に顔が真っ赤だ。
心臓が、ドキドキいっているのが聞こえる。
顔が熱い!
「くくく。
なーに、雰囲気にのまれてるんだよ」
「え?」
「誰がお前と一緒に寝るかばあーか」
課長は小さい声で爆笑している。
「…ひどい」
「はん?」
「…ひどいですよ…」
涙がじわじわと溢れてきて、
ポタポタとこぼれだした
「わっ、私は課長のおもちゃじゃないですよ…
なんでいつもひどいんですか?うっ」
「おいおい、泣いてんの?」