大宮課長は今日もいじわる
家につくと真希ちゃんは
ご飯の準備をしてくれていた。
本当は週末は私が作る当番なのに。
まあ、真希ちゃんの料理は
本当に美味しいから嬉しいけど。
真希ちゃんは人の気持ちを
読み取る能力が高いから
私の失恋の傷を
悟られないように言っておこう。
「真希ちゃん、
私、課長に部屋着を見られたことも
真希ちゃんが
彼氏いるのを黙ってたことも
ちっとも気にしてないよ。
しかも、二人のこと、
なーんとも思ってないし、
すごくお似合いだと思う!
彼氏できてよかったね!」