25の生き方。





思い出の河川敷に腰掛け 寝転ぶ。
星がすごく 綺麗。

思い出すのは あのバカのことばっかり。


思い出したいわけじゃない


不器用だけど

車で送り迎えしてくれたりだとか

浮気の不安を消すため 写真付きで送ってきた
ライン だったりとか

幸せだったことを
実感したかった。

愛されてた ことを
真実にしたかった。




あーーー これで 何回めかなあ
信じて 裏切られて
25になった ばっかだったから
結婚するもんだと思ってたのになあ、

信じなきゃよかった。



そんなことを ここ二時間ずっと
考えながら 空を眺めてる。



もしかしたら
ごめん、
って彼がくるんじゃないんか

絶対離さない
そー強く抱きしめてくれるんじゃないか


消えそうな 期待と
押しつぶされそうな 真実が
わたしを 荒らす。








< 3 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop