不埒な先生のいびつな溺愛 〜センシティブ・ラヴァーズ〜
やがて、ゴソゴソという別の音がした。脚に少しだけ冷たい風を感じたから、おそらく彼が掛け布団の中に手を潜らせたのだと思う。
予想どおり、彼の冷たい手が脚に触れた。これはちょっと、ダメかもしれない。声を我慢できる自信がない。
くわえて、上から彼の激しくなった吐息も降りかかる。……久遠くん、興奮してる。
「ん……」
また声を漏らした。これは少し、わざとだ。眉も寄せてみる。寝ながらも、気持ちいいという意思表示をしたかった。
彼はまた脚から手を離したが、しばらく観察し、すぐに再開した。
キスをされながら、彼の手は脚の付け根にのぼっていく。
ああ、久遠くん、気持ちいい。もっと触って……。
しかし、私はとても重要なことを思い出した。このまま触られ続けているとまずいことになる。
彼の手がそこに到達するまでに残されたわずかな時間、私はこの寝たふりをやめるべきか本気で悩み出した。
予想どおり、彼の冷たい手が脚に触れた。これはちょっと、ダメかもしれない。声を我慢できる自信がない。
くわえて、上から彼の激しくなった吐息も降りかかる。……久遠くん、興奮してる。
「ん……」
また声を漏らした。これは少し、わざとだ。眉も寄せてみる。寝ながらも、気持ちいいという意思表示をしたかった。
彼はまた脚から手を離したが、しばらく観察し、すぐに再開した。
キスをされながら、彼の手は脚の付け根にのぼっていく。
ああ、久遠くん、気持ちいい。もっと触って……。
しかし、私はとても重要なことを思い出した。このまま触られ続けているとまずいことになる。
彼の手がそこに到達するまでに残されたわずかな時間、私はこの寝たふりをやめるべきか本気で悩み出した。