隣席 ー君と一瞬と蟠りー
…と考えているうちに、私の番が回ってきた。咄嗟になんて言えばいいか考える。

「水上柚奈です。よろしくお願いします。」

異常に私らしくない丁寧さで自己紹介をしてしまった。
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