隣席 ー君と一瞬と蟠りー

だからといって殴ってもいいの?
凄く強かったし、痛いし。
そして、今まで以上に辛かった。
吐きそうなくらい痛い。

倒れるほどではなかったけれど、殴られたところを抑えながら私は部屋に戻る。

__今私はここにいる。
ここに、在る。
だけれども、本当の友達の存在もない。
ただ誰かに嫌がらせをされる。
ならば、私が今ここにいる必要はない。__
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