隣席 ー君と一瞬と蟠りー
*
「そうだったんだ。なんか変なこと聞いちゃってごめんね」
「別に大丈夫だけど…。こっちが悪いから。自分がやらかして、天から落ちてきたバチに泣いて、みんなに迷惑かけて。おまけにダンスの邪魔して、由美にも気遣わせて。私って馬鹿だよね…」
「柚奈は悪くない」
私の言葉を搔き消すように由美は言った。
「柚奈はいっつも明るいし、元気だし。みんなのこと考えてくれるし、優しいし。優しい人こそ自分を疑うんだよ。私はそれ、全く悪いとは思わない。」
由美、貴女は心波たちと私のこと散々ディスってたよね?
何綺麗事みたいなの言ってんの?おかしいよね?
どういうこと?おかしいよ?
おかしいけれど、だけれども、何故かその言葉は私の心を動かす。
「そうだったんだ。なんか変なこと聞いちゃってごめんね」
「別に大丈夫だけど…。こっちが悪いから。自分がやらかして、天から落ちてきたバチに泣いて、みんなに迷惑かけて。おまけにダンスの邪魔して、由美にも気遣わせて。私って馬鹿だよね…」
「柚奈は悪くない」
私の言葉を搔き消すように由美は言った。
「柚奈はいっつも明るいし、元気だし。みんなのこと考えてくれるし、優しいし。優しい人こそ自分を疑うんだよ。私はそれ、全く悪いとは思わない。」
由美、貴女は心波たちと私のこと散々ディスってたよね?
何綺麗事みたいなの言ってんの?おかしいよね?
どういうこと?おかしいよ?
おかしいけれど、だけれども、何故かその言葉は私の心を動かす。