隣席 ー君と一瞬と蟠りー
自己紹介が終わったら班長決めだ。
班長なる?えー、やだ、せめて副班長かな。小話が聞こえてくる。
そんな時、
「水上で良くね?頭いいし」
福原がそう言った。ほんの冗談かと思った。
「そだね、出来そうだよな」「分かる」
周りの森たちも頷き始める。
班長やリーダーは小学校の頃散々やっていたうえ、中学に入ったらやらなくてもいいかな、と思いつつあった。
推薦されることはいいけれど、「私は別にやらなくても、」と中途半端な言い方で断ってしまった。
だがしかし、何度も何度も推されたので、仕方なく班長を務めてやった。
務めてやった、のだ。
「じゃあ、班長は水上で決まりねー」
福原が言った。正直言って、こいつは面倒臭いと思った。
班長なる?えー、やだ、せめて副班長かな。小話が聞こえてくる。
そんな時、
「水上で良くね?頭いいし」
福原がそう言った。ほんの冗談かと思った。
「そだね、出来そうだよな」「分かる」
周りの森たちも頷き始める。
班長やリーダーは小学校の頃散々やっていたうえ、中学に入ったらやらなくてもいいかな、と思いつつあった。
推薦されることはいいけれど、「私は別にやらなくても、」と中途半端な言い方で断ってしまった。
だがしかし、何度も何度も推されたので、仕方なく班長を務めてやった。
務めてやった、のだ。
「じゃあ、班長は水上で決まりねー」
福原が言った。正直言って、こいつは面倒臭いと思った。