隣席 ー君と一瞬と蟠りー

じゃあ、小田桐は、ただの知り合い。好きじゃない、ということになるのか。
なんだか今までみんなに揶揄われていて、本人にすごい最低なことをしたような後ろめたさができた。
然し私に好きな人はいないわけじゃない。
何か心残りがあるような、気がした。
ただ、好きな人がいない訳では無い、のかもしれない。

いつもそばに、一緒にいて楽しい、そんなような異性がいるんじゃないか、と思うようになった。
もちろん、信じられない話だけど。









私の好きな人は誰だ____?
< 153 / 174 >

この作品をシェア

pagetop