隣席 ー君と一瞬と蟠りー
班長決めが終わり、席を戻す。
「水上さんってさ、何部入るの?」
突然、湯下樹人が言った。
「まだ決めてない、そっちは?」
「将棋に決まってんだろ」
知るかそんなの、とは言いにくかったので
「そうなんだね、あと、さん付けなくてもいいよ」
「じゃあ水上?おれも湯下でいいよ、よろしく。そういえば水上は何処小学校なの?」
「一中に一番近い、二小だよ」
「そっち方面なんだ、おれは結構遠いとこ」
「どこだよ」
「女子なのにだよって…まあいいや、四小だよ」
「へー」
何となく湯下との会話が続いた。
「水上さんってさ、何部入るの?」
突然、湯下樹人が言った。
「まだ決めてない、そっちは?」
「将棋に決まってんだろ」
知るかそんなの、とは言いにくかったので
「そうなんだね、あと、さん付けなくてもいいよ」
「じゃあ水上?おれも湯下でいいよ、よろしく。そういえば水上は何処小学校なの?」
「一中に一番近い、二小だよ」
「そっち方面なんだ、おれは結構遠いとこ」
「どこだよ」
「女子なのにだよって…まあいいや、四小だよ」
「へー」
何となく湯下との会話が続いた。