隣席 ー君と一瞬と蟠りー

「…って言うかー、なんでこんなことしたの?」苦笑しながら皆に聞く。
「水上は小田桐好きでしょ?好きな人の椅子座ってみたい〜とかいう、よくいる女子の要望を、俺らが準備してやってみた、的な感じで〜…なんて、なー、みんな」
森が代表していった。皆はうんうん、と頷く。
「いや、酷くね?」私は笑いながら言った。
「えぇ、まぁでも、これからまた椅子入れ替えるつもりなんでよろしくー」
とある男子が言った。
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