クリスマスが終わっても
クリスマスが終わっても
菜々美side
ひろ君の言った意味がよくわからなくて、首を傾げてしまった。
「どうやって?」
ひろ君は、私から視線を外して何かを考えている。
「・・・北海道は、雪がいっぱいあるからさ」
少しの時間の後、ひろ君が言った。
北海道? なんで?
うーんと考えて、閃いた。
「旅行ってこと?」
ひろ君と旅行なんて、したことない。
・・・もしかして、連れて行ってくれるのかな!?
「うん・・・まぁ・・・」
歯切れが悪いひろ君の返事に、違うのかと少しテンションが下がる。
「北海道って、ご飯おいしいんだよね。行ってみたいな、北海道」
ダメ元で粘ってみる。
すると、ひろ君はゴソゴソとポケットを探った。
そして出てきたものはーーー。
「どうやって?」
ひろ君は、私から視線を外して何かを考えている。
「・・・北海道は、雪がいっぱいあるからさ」
少しの時間の後、ひろ君が言った。
北海道? なんで?
うーんと考えて、閃いた。
「旅行ってこと?」
ひろ君と旅行なんて、したことない。
・・・もしかして、連れて行ってくれるのかな!?
「うん・・・まぁ・・・」
歯切れが悪いひろ君の返事に、違うのかと少しテンションが下がる。
「北海道って、ご飯おいしいんだよね。行ってみたいな、北海道」
ダメ元で粘ってみる。
すると、ひろ君はゴソゴソとポケットを探った。
そして出てきたものはーーー。