私の名前 ~After~


週末

そろそろ話をしたくて

俺が鈴音不足で…

鈴音にLinnを送った。


『きちんと話をしたい。

日曜日、予定は空いてる?』


数時間後に鈴音からの返信が来ていた。


『日曜日は用事があるの。

また、別の日にして欲しい。』

そのLinnを見て俺の不安が一気に広がった。



もしかしたら、鈴音はもう俺と話したくないのか?

わざと避けているのか?

考え始めたら、悪いことしか思い浮かばない。


居てもたってもいられず、金曜日の仕事終わりに鈴音のアパートに行ってみたが、留守だった。


< 147 / 240 >

この作品をシェア

pagetop