秘密と嘘の御伽噺





『 ほらまた、見えやすい所に跡をつける... 』

「 お前だって一緒だろう 」



ほらここ...
そういって結なおしたばかりのネクタイを解き
鎖骨を見せる



『 それは...ごめん 』

「 いいよ別にお相子で。 」



もう一度私にキスをして
視聴覚室を後にした

一時限目が終わるチャイムと共に




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