秘密と嘘の御伽噺
彼女はとてもいい人だった。
私を養子に入れてることを快く受け入れて
私とも仲よくしようと手を伸ばしてくれた
それが私を傷つけるとも知らないで。
私が高校生になり耐えることが出来なくて
一緒にいたら傷つくのが怖くて
一人暮らしを始めた
いつの間にか2人は同棲し、結婚して子供も出来た
自分がこの2人の邪魔をしていたんだ
あたらめてそう思ったのと同時に
私があの家にいたら、あの2人は結婚しなかったのではないか
そういう気持ちが自分を支配する