秘密と嘘の御伽噺
付き合っているなんて形上の物で
お互い好きでもないしハッキリいえば
セフレの関係といった方が正しいのかもしれない。
高校2年生にもなれば
周りがそれなりに恋愛をしてきている。
正直羨ましいと思った。
皆は幸せそう。
なぜ私は叶わぬ恋をしているのかと...
そんな時裕貴に出会った。
「 なんで泣いてるの? 」
『 わからない。 』
そんな小さな会話から身体だけの関係になった。
そこからどんどんと噂は巡り巡って
付き合っている...なんて言われた。