モモちゃんに溺れる
俺の荒々しいキスを、モモちゃんは目を閉じて受け入れている。

なんなんだよ、マジで。この人は・・・

何考えてるのか全然わからない。

余裕そうにも見えて、それもまた腹立つ。

俺はこんなに怒ってて、コントロールもきかないのに。

わかってんのかよ。

なんで・・・なんで・・・・

なんで、俺のものになんないの?

Tシャツをめくりあげて、白い肌に痕を一つ残した。

でも、なにも言わない。

もっとたくさん赤いマーキングをしてやろうと思ったけど

なんかもっと惨めになりそうでやめた。

パッと顔をあげると、モモちゃんは息を荒くして、真っ赤な顔で俺を見ていた。

「モモ、ちゃん・・・」

その表情にまた欲情する。

こんなの、ただの野獣じゃん。

モモちゃんと目があって、なんかスイッチが切れたように、そのまま覆いかぶさった。

そんな俺の頭をなでてくれる。

やっぱり、余裕なんだ・・・





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