モモちゃんに溺れる
usually
「蓮~。」
目当ての講義が終わって教室から出ていこうとした俺を後ろから呼ぶ声。
相手を予想しながら振り返ると、やっぱり田口弘樹(たぐちひろき)だ。
「なに?」
「なに?じゃねえよ。」
それ俺を真似したのか?
「授業中に蓮が寝ないとか、どうしたの?」
失礼な奴。
「俺だって寝ないときもある。」
実際は、モモちゃんのことばかり考えていて眠れなかった。
昨夜からのことを思い返しているといつのまにか授業が終わった。
「絶対うそ。おまえバイトまでまだ時間あるだろ?学食行こうぜ。」
「いいけど。」
なんかいろいろ聞かれそうだな。
あんま話したくないんだけど、こんなバカみたいな話。
でも田口とは割と長い付き合いだし、いずれ知られそうだし・・・
それなら話しといてもいいかな。
目当ての講義が終わって教室から出ていこうとした俺を後ろから呼ぶ声。
相手を予想しながら振り返ると、やっぱり田口弘樹(たぐちひろき)だ。
「なに?」
「なに?じゃねえよ。」
それ俺を真似したのか?
「授業中に蓮が寝ないとか、どうしたの?」
失礼な奴。
「俺だって寝ないときもある。」
実際は、モモちゃんのことばかり考えていて眠れなかった。
昨夜からのことを思い返しているといつのまにか授業が終わった。
「絶対うそ。おまえバイトまでまだ時間あるだろ?学食行こうぜ。」
「いいけど。」
なんかいろいろ聞かれそうだな。
あんま話したくないんだけど、こんなバカみたいな話。
でも田口とは割と長い付き合いだし、いずれ知られそうだし・・・
それなら話しといてもいいかな。