モモちゃんに溺れる
「どういうこと?なんで?てか相手いくつ?」
「質問多いですって。」
「いやだって意味わかんねえだろ。いやわかるか・・・。」
大智さんは、ふと冷静になった。
「好きになるのに、そういうの関係ねえよな。」
まるで自分のことのようだ。大智さんにも過去になにかあったのかもしれない。
「6つ上のお隣さんで。出会った初日、彼女泣いてて、なんか話聞いてるうちに、妙な雰囲気になってそのまま・・・。」
「え?食っちゃったの?」
気まずい気分になりながらも正直に頷く。
「蓮って見た目の割りにオオカミだったんだな。」
「普段は違うんですけど、本当にはじめてで。なんか抑え効かなかったっていうか。」
「男は本来そういうもんだからな。」
男のあれでもない気がするんだけど。
モモちゃん以外が泣いてたとしたら、ああはならなかったと思うし。
「それで、翌朝に婚約者がいるってことを知って。
でも俺、我慢できなくて・・・その後もずるずる。」
「セフレ?」
「やっぱりそうですよね。」
現実を突きつけられて少なからず落ち込む。
大智さんはしまったという顔をしてから、お酒をもらってきてくれた。
「まあ飲めよ。」
ひとこと礼を言ってからウイスキーを流し込むと、まだ不慣れな21の体はすぐに熱くなる。
俺って子供なんだよな。
「質問多いですって。」
「いやだって意味わかんねえだろ。いやわかるか・・・。」
大智さんは、ふと冷静になった。
「好きになるのに、そういうの関係ねえよな。」
まるで自分のことのようだ。大智さんにも過去になにかあったのかもしれない。
「6つ上のお隣さんで。出会った初日、彼女泣いてて、なんか話聞いてるうちに、妙な雰囲気になってそのまま・・・。」
「え?食っちゃったの?」
気まずい気分になりながらも正直に頷く。
「蓮って見た目の割りにオオカミだったんだな。」
「普段は違うんですけど、本当にはじめてで。なんか抑え効かなかったっていうか。」
「男は本来そういうもんだからな。」
男のあれでもない気がするんだけど。
モモちゃん以外が泣いてたとしたら、ああはならなかったと思うし。
「それで、翌朝に婚約者がいるってことを知って。
でも俺、我慢できなくて・・・その後もずるずる。」
「セフレ?」
「やっぱりそうですよね。」
現実を突きつけられて少なからず落ち込む。
大智さんはしまったという顔をしてから、お酒をもらってきてくれた。
「まあ飲めよ。」
ひとこと礼を言ってからウイスキーを流し込むと、まだ不慣れな21の体はすぐに熱くなる。
俺って子供なんだよな。