ひとり【短編】
考えた結果、昨日一緒に帰った友達ともう一人の友達と話そうと思い、そっちへと駆け寄った。


「おはよう。」


「……おはよう。」


ん?なんだか歯切れが悪い。それにあまりこっちを見ようとしない。


「なんか……あった?」


恐る恐る聞いてみるが反応はない。
やがて友達はため息をつくとゆっくりこちらを向き…言った。

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