セレブ結婚の甘い落とし穴【完】
✿新たなスタート✿
私はとりあえず荷物はそのままにし、必要なものだけ持参して玲於の家へ向かった。
「ここだよ」
玲於は例のマンションからは引っ越し、オシャレなタワーマンションに引っ越していた。
夕日がさらに綺麗に目の前のタワーマンションを明るく神秘的に照らしている。
やはり一流モデルになると色々変わるよね。
玲於はサングラスをかけたまま。
私達は35階までエレベーターで、上がった。
「入って。ゆっくりしろ」
高い所からの景色にすっかり慣れてしまった私は、綺麗に見える夕焼けをただ呆然と見てるだけだった。
「奏音、久しぶりに紅茶飲もう」
玲於の優しさに思わず涙が出てしまう。
「ありがとう」
私はそう言いながら、黒いソファーに腰掛けた。
翼の部屋とは真逆で、部屋は黒色に統一されていた。
目の前にある鏡の扉越しに見える玲於の颯爽とした柔らかな姿。
夕日に反射して、サラサラのブラウンヘアーが綺麗に光を放っている。
私は玲於の姿をじっと見守る。
「はい、今日のは飛びっきり美味しいぞ」
「ありがとう。いただきます」
とってもいい香りに私は酔いしれた。
「お、美味しい……」
「奏音、俺はこの後仕事あるんだけど、1人で大丈夫か?部屋は好きに使ってくれたらよいから」
「うん。わかった」
私はコクリと頷いた。
「行ってらっしゃい」
「ここだよ」
玲於は例のマンションからは引っ越し、オシャレなタワーマンションに引っ越していた。
夕日がさらに綺麗に目の前のタワーマンションを明るく神秘的に照らしている。
やはり一流モデルになると色々変わるよね。
玲於はサングラスをかけたまま。
私達は35階までエレベーターで、上がった。
「入って。ゆっくりしろ」
高い所からの景色にすっかり慣れてしまった私は、綺麗に見える夕焼けをただ呆然と見てるだけだった。
「奏音、久しぶりに紅茶飲もう」
玲於の優しさに思わず涙が出てしまう。
「ありがとう」
私はそう言いながら、黒いソファーに腰掛けた。
翼の部屋とは真逆で、部屋は黒色に統一されていた。
目の前にある鏡の扉越しに見える玲於の颯爽とした柔らかな姿。
夕日に反射して、サラサラのブラウンヘアーが綺麗に光を放っている。
私は玲於の姿をじっと見守る。
「はい、今日のは飛びっきり美味しいぞ」
「ありがとう。いただきます」
とってもいい香りに私は酔いしれた。
「お、美味しい……」
「奏音、俺はこの後仕事あるんだけど、1人で大丈夫か?部屋は好きに使ってくれたらよいから」
「うん。わかった」
私はコクリと頷いた。
「行ってらっしゃい」