私、平凡なんで国外逃亡しようと思います!
キリシナさんはなにかに耐えるように少し俯いてしまった。
キリシナさんが話してくれた事は、本当なのかもしれない· · ·
私には、キリシナさんの話しが嘘だとは思えなかった。
じゃあ、もしキリシナさんが言っていた、迷惑を掛けたって、何?
もしかして· · ·
「と言っても、最初から私と同じような存在を創るのを諦めてた訳じゃないんです。」
私の頭に嫌な考えが浮かんできた時に、キリシナさんは、少し前までの悲しそうな、寂しそうな表情ではなく、まだ表情は暗かったがしっかりと私を見て続きを話し始めた。
「けど、途方もない時が過ぎても創れる事は、出来ませんでした。あぁ、あの頃は、多分これからも私のような存在なんて創れないんだなっ、て思ったんです。その時の感情は、今で言う絶望だと思います。その時に地球を見たんです。地球には恐竜が存在して、それ以外にも沢山の生物が存在していました。その時考えたんです。私より劣っていて、世界を創れるような能力がない存在なら、地球という沢山の生物が生きている所で創れるのではないか、と。そこからは直ぐに行動をしたんです。恐竜などの強い存在が地球にいては、私よりも劣っている存在は生き残ることは出来ないと思ったので、宇宙に沢山あったでかい固まりを一つ、地球に落としました。それが、恐竜が絶滅するきっかけとなった隕石です。それからは、私よりも劣っていても似たような存在に進化するような存在を創って地球に置きました。地球は環境がだんだんと変わっていくので、その環境に合わせて私よりも劣っていても進化し適応していけるように。そこからは私の考えた通りに進化し、神様という存在を創りだし、団結していきました!」
キリシナさんの表情は明るく、とても嬉しそうでした。
キリシナさんが話してくれた事は、本当なのかもしれない· · ·
私には、キリシナさんの話しが嘘だとは思えなかった。
じゃあ、もしキリシナさんが言っていた、迷惑を掛けたって、何?
もしかして· · ·
「と言っても、最初から私と同じような存在を創るのを諦めてた訳じゃないんです。」
私の頭に嫌な考えが浮かんできた時に、キリシナさんは、少し前までの悲しそうな、寂しそうな表情ではなく、まだ表情は暗かったがしっかりと私を見て続きを話し始めた。
「けど、途方もない時が過ぎても創れる事は、出来ませんでした。あぁ、あの頃は、多分これからも私のような存在なんて創れないんだなっ、て思ったんです。その時の感情は、今で言う絶望だと思います。その時に地球を見たんです。地球には恐竜が存在して、それ以外にも沢山の生物が存在していました。その時考えたんです。私より劣っていて、世界を創れるような能力がない存在なら、地球という沢山の生物が生きている所で創れるのではないか、と。そこからは直ぐに行動をしたんです。恐竜などの強い存在が地球にいては、私よりも劣っている存在は生き残ることは出来ないと思ったので、宇宙に沢山あったでかい固まりを一つ、地球に落としました。それが、恐竜が絶滅するきっかけとなった隕石です。それからは、私よりも劣っていても似たような存在に進化するような存在を創って地球に置きました。地球は環境がだんだんと変わっていくので、その環境に合わせて私よりも劣っていても進化し適応していけるように。そこからは私の考えた通りに進化し、神様という存在を創りだし、団結していきました!」
キリシナさんの表情は明るく、とても嬉しそうでした。