君は何がしたいの?
海side
昨日は、泣いている凪ちゃんを抱きしめて寝た
凪ちゃんが冷たくなっていくのを黙って見ていたくない
出来れば、俺が凪ちゃんのそばで支えてあげたい
そして、ありのままの自分を出せるようになってほしい

次の日の朝、目が覚めたあと彼女が学校に行きたくなさそうだったので、休むことにした
母親には、
今日は学校を休む
理由は言いたくない、ごめん
落ち着いたら、帰る
と電話し、いいわよ と許可をもらった
凪ちゃんとご飯を食べたり、ぼーっと過ごしていた

その日の夕方突然家の呼び鈴がなった
凪ちゃんの友だちが来て、突然凪ちゃんに飛びついた
凪ちゃんはとても嬉しそうだった
二人は二人の世界に入って、俺は目に入っていなかった

二人が落ち着いてしばらくして、結と呼ばれる凪ちゃんの友だちは俺に気づいた
『こんに・・・ち・・・わ?』
ものすっごいにらむ目で見られた・・・
(こわっ!)
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