君は何がしたいの?
次の日、いつも通り海くんが話しかけてきた
いつもは聞き流してばかりだったけど、今日からは頑張ってお話しよう!!!
『あっ、おはよう。凪ちゃん』
「お、おはよ、うござ、い、ます…」
いっ、言えた!!
そっと、海くんを見ると
『えっ、』
すごく驚いていた!!
『えっ、まだ夢の中?』
なーんて言って、ほっぺをつねったりしている
「現実です、あいさつして悪いですか!」
つい、ひねくれて言ってしまった
だって、あまりにも驚いた顔をしたから
『いえいえ、全然悪くない!!
むしろ、べりーぐっと!!』
よ、よかったーーー
「よかった、一緒に行きましょ」
『えっ、うん。いいよ』
周りが騒がしかったような気がしたけど、周りはいつもの様に無視した。

休み時間中、
できるだけ、海くんと話すようにした。
「これっ、可愛いですよね!!」
『う、うん。 可愛いね』
よし、情報ゲット!
こんな感じでー
「こ、これもどーですか!」
『う、うん。それもいいね』
やったー、またまた情報ゲット!


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