水月夜
「嘘……柏木まで『水月夜』を持ってるのか」
だが、驚く聖奈と天馬くんをスルーして、雨宮くんが聖奈の肩を掴んだ。
「矢畑。他に『水月夜』についてわかったことはあるのか?」
「え、えっと……『水月夜』に死を描かれた人や不気味に見える人は必ず死ぬとか……」
「それは俺もわかってる。他になにかないか?」
雨宮くんの表情からは焦りが感じられる。
「うーん……。『水月夜』には飾っていい方角と悪い方角が……」
「その情報も入手済みだよ」
「じゃあ、これは? 『水月夜』を持ってた人が死んでも、絵自体はなくならないって」
だが、驚く聖奈と天馬くんをスルーして、雨宮くんが聖奈の肩を掴んだ。
「矢畑。他に『水月夜』についてわかったことはあるのか?」
「え、えっと……『水月夜』に死を描かれた人や不気味に見える人は必ず死ぬとか……」
「それは俺もわかってる。他になにかないか?」
雨宮くんの表情からは焦りが感じられる。
「うーん……。『水月夜』には飾っていい方角と悪い方角が……」
「その情報も入手済みだよ」
「じゃあ、これは? 『水月夜』を持ってた人が死んでも、絵自体はなくならないって」