君が教えてくれた

過去

<過去・夏休み>

陸「もー分からないよー」
陸が幹部室で唸ってるそのわけは数時間前に遡る
~数時間前~
あ「お前ら知ってるやつもいると思うが明後日からテストがあるからな
赤点取ったら夏休みないからな」
陸「うそっ忘れてた」
琉「!!」
み「そういえばそうだな」
ふ「そうなんだ」
も「みんなは頭いいの?」
涼「いや陸と琉翔がヤバイかな俺とみきと元希は上位
だな」
も「そうなんだー」
ってなわけで今に至るんですがさっきから陸がうるさいの
ふ「陸ちょっとうるさいよ」
陸「ふうちゃんだってわからないんだもん」
ふ「誰かに教えてもらえばいいじゃん」
陸「それができたら苦労しないよねぇれんれん?」
琉「コクコク」
ふ「元希とかに教えてもらえばいいじゃん頭いいんでしょ?」
元「楓空さん私達では手に負えないんですよ」
も「そんなにだめなの?」
琉「ビクッ」
ももちゃんが“ダメ”って言葉を発したら琉翔が一瞬だけ泣きそうになった
過去か
ふ「琉翔部屋いこっか勉強みてあげる」
琉「?うん」

ふ「ここなら泣いても平気だよ」
琉「な、なんで」
ふ「泣きそうな顔してたから違った?」
琉「違くないけどでも楓空になら過去話せそう」
ふ「そう?無理しないでね」
琉「うん」

~琉翔過去side~
あれは俺が中学生の頃
俺の父さんは小さな会社の社長だったんだ
そのせいで俺はなんでも完璧で一番でないといけなかったんだ
なにをやるにも一番、二番じゃダメだったんだ
でもテストで所々ミスをしてしまい順位が二番になったんだ
そしたらいきなり父さんが殴ってきたんだ
父「なんだこの点数は!!順位も下がってるじゃないか」
流石の母さんもこの時は止めたんだ
でも次のテストでもミスをしてしまったんだこの時に俺は風邪を引いてたんだ
父「また二位じゃないかなにやってんだよ全然ダメだな」
母「そうねこうもダメだとどうしようもないわね」
父「もうお前はいらない出ていけお前の代わりなんていくらでもいるから」
母「そろそろ代わりの子が来るはずだけど」
ピンポーン
母「来た来た はーい」
琉「俺はもういらない子なの?」
父「頭の悪いお前でもそれぐらいは分かるか今日からお前はうちの子じゃないから荷物持って出ていけ」
そう言われて俺はすぐに出て行った
繁華街でおれはずっとケンカしてた学校に行っても勉強はしなかった
夜になればケンカしての繰り返しだった
その時に涼真に会って紅龍に入った
それからはずっと倉庫で暮らしててあいつらのことも知らない
~琉翔過去side終~
琉「これが俺の過去 引いた?」
ふ「引かないよ?なんで」
琉「だって出来損ないになったし」
ふ「今立派に生きてるじゃん」
ふ「それよりおいで?今までたまってたの吐き出していいよ」
琉「ふっふぇぇん」
琉翔は泣き疲れて寝てしまった
コンコンガチャ
み「楓空―大丈夫か? 過去聞いたのか?」
ふ「うん救えたかわからないけど」
み「救えただろ同情してないんだろなら大丈夫だ」
ふ「そっか結局勉強してないけどまた後でいいよね
それよりどうしたの?」
み「後でいいよ 昼だから呼びにきた」
琉「んっ」
ふ「起きた?お昼だって行こ」
琉「うん」
陸「やっと来たー僕もうお腹すいたよ」
も「お昼作っといたよ」
ふ「ありがと」
元「じゃあ食べようか」
その後はみんなでお昼を食べてからテスト勉強をした

テスト当日
一気に5教科を配られて自分のペースで時間内に終わらせればいいんだけど
ふ「簡単すぎないか」
私は30分で全部解き終わって寝てた
も「(ゆさゆさ)ふう起きてテスト終ったよ」
ふ「んっ終わったんだ」
み「寝るの速すぎじゃないか」
ふ「だって簡単だったし」
陸「簡単じゃなかったよー」
大「おい倉庫行こうぜ」
琉「、、、眠い」
倉庫で私は下っ端の子たちと仲良くなったいた
ふ「昴~かまって」
昴「いいっすよ」
神「俺も~」
下っ端の中でも仲のいい2人昴~スバル~と神威~カムイ~
神「最近こっち来るの多いよな」
ふ「そうかな来たらダメ?(コテッ)」
神「///い、いや全然な昴」
昴「おっおう」
それからしばらく2人と話してたら
も「ふうそろそろ帰るよ」
ふ「もうそんな時間?」
み「あぁ行くぞ」
ふ「じゃみんなバイバイ」
車で送ってくれて降りるときに
ふ「明日私学校と倉庫行かないからみんなに伝えて?じゃあ」
み「どこに行くんだ」
ふ「それは言えないでも帰ってくるし心配いらないよ」
み「でも も「大丈夫だからとりあえず送ってくれておりがとうまた明日」
ふ「ももちゃんありがとう」
も「全然いいよ明日なんでしょ
テストの結果は教えるからゆっくり行ってきな」
ふ「ありがとう」
< 12 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop