君が教えてくれた
彰「楓空は一人で全部終わらせようとしているんです。」
陸「全部って?」
彰「簡単に言えば復讐」
元「復讐って両親のですか?」
瑞「半分はそうもう半分はももの未来」
涼「ももの未来ってなんですか?」
結「ももはお父さんから虐待を受けていた過去があるだろ?その過去を少しでも良いものにしようとしてんだよ」
み「それでなんでふうは瑞希さんの家にいないってわかったんですか?」
雷「それは…」
雷はちらっと涼真をみた
雷「ももがふうの記憶を無くしたからだ。ふうのことだから自分の記憶が無いことをいいことにそのまま辛い記憶を思い出さないようにしてるんだと思う」
み「なっ」
涼「…」
陸「そんな」
琉「うそっ」
彰「ももの幸せのためにふうはみんなの前から姿を消したんです」
結「ふうは自分がいるからまわりが不幸になるって思っているから」
陸「そういえば姫になる前にそんなこと言ってた〈私に関わったら不幸になる〉って」
涼「黒沢はなんで楓空のことを追い詰めてるんですか?」
彰「それは分からないです」
雷「力だろ」
み「どうゆうことですか?」
雷「組は力を欲しがる輩が多い。だから孤独にして引き入れるそのためには手段を問わない」
陸「そんな!」
元「あんまりですよ」
み「それでどうするつもりなんですか?」
雷「おまえらはどうするんだ」
涼「とりあえずみんなに事情を説明して楓空の話題は出さないようにします」
雷「わかった俺らの方でも色々探してみるから無茶はするなよ相手は組だ生はんな気持ちでいるとやられるぞ」
彰「情報が入り次第連絡しますからそちらもなにか分かったらすぐに連絡お願いします」
元「分かりました」
雷「じゃ俺らは帰るな」
涼「ありがとうございました」
雷はみきとの頭をなでてから部屋を出た
み「涼、俺部屋にいるみんなの説明は任せたなにかあったら呼んで」
涼「分かった 無理するなよ」
み「…」
みきとは涼真の言葉になにも答えなかった

涼「みんなちょっと聞いてくれ今起こってることで話とお願いがある
~ってわけだからみんな楓空のことはももの前では話さないでくれないか?頼む」
神威「分かりました総長の頼みならみんなも聞きますよ!なぁみんな」
全「はいッ」
陸「みんなありがとうもうもどっていいよ」

涼「おれみきとの部屋に行ってるな」

コンコン
涼「入るぞ」
み「あぁ」
涼「この鍵は何なんだ」
み「その鍵は楓空のたちの家の鍵でお前に渡してほしいって言われたんだ、その家をお前と桃花の2人の家だって言ってた」
み「ふうは…姫を降りるってもう俺らと関わらないしももにもふうのこと言わないように言われた」
涼「なんだよそれ お前はそれでいいのかよ」
み「いいわけねえだろ」
涼「俺はももを不安にさせないように傍にずっといるだからお前が探せ」
み「わかったなにがなんでも探す」


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