ニセモノ夫婦~契約結婚ですが旦那様から甘く求められています~
「優里は、弟と妹どっちがいいんだろう」
「えっ?」
私が戸惑いの声を上げると、颯馬さんは妖艶に片方の口角を吊り上げた。
「颯馬さん。ま、まだお昼ですよ」
「じゃあ、可愛い小春がいつもよりさらにたくさん見れるな」
私は顔を真っ赤にして口をパクパクさせる。
た、たくさんって……!
「愛してる。一生、君と優里を大切に守っていくよ」
颯馬さんは私の答えを待つことなく、再び唇を重ねる。
「俺の心は、いつだって君のものだ」
甘く囁いた彼に強く抱きしめられた。
……もう。ずるい。そんなことを言われたら、拒否できない。
私は唇を噛みしめながらも、そっと颯馬さんの背中に手を回した。
fin.
「えっ?」
私が戸惑いの声を上げると、颯馬さんは妖艶に片方の口角を吊り上げた。
「颯馬さん。ま、まだお昼ですよ」
「じゃあ、可愛い小春がいつもよりさらにたくさん見れるな」
私は顔を真っ赤にして口をパクパクさせる。
た、たくさんって……!
「愛してる。一生、君と優里を大切に守っていくよ」
颯馬さんは私の答えを待つことなく、再び唇を重ねる。
「俺の心は、いつだって君のものだ」
甘く囁いた彼に強く抱きしめられた。
……もう。ずるい。そんなことを言われたら、拒否できない。
私は唇を噛みしめながらも、そっと颯馬さんの背中に手を回した。
fin.