暗い世界の真ん中に今





「零。学校。終了。事務所。直行。話。」


「零が、学校終了しだい、事務所に直行してこいって言ってた?話があるか、りょーかい。」

樹には伝わるな、、。



それが少し…いや結構嬉しい



「笑ってる」


樹に言われ、自分の顔を触ると口角が上がっていた。

それがなんだか嬉しくなって

「わたし。理解。できる。樹。いる。嬉しい。」

そのまま伝えた。

「えっと、永遠を理解できる僕がいてくれて嬉しい…か…」


樹は耳が真っ赤に染まった。


うむ、かわいい奴だ。


一人称も「俺」じゃなくて「僕」だし

王子様モードよりよっぽど人間らしい
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