暗い世界の真ん中に今



「永遠、松村牛の放課後の件むりじゃない?」

樹がさっきのことを気にして言った。

でも考えがあるのさ。




「私。任せろ。」


「僕巻き込んどいて結局自分で解決するのか」

ピク

こめかみが動くの感じた。


「は?じゃあ樹がやれよ。全部。松村牛のご機嫌取りまでぜーんぶ」


樹があちゃーという顔をしている。


そんな顔したってお前が悪い。



「ほんとごめんなさい。永遠様お願い致します。許してください。チョコ買います。」


うむ、よし許そう。


「今日。ぷりんちょこ。」

「探します。」


樹がしょんぼりしている。
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