ひと夏の恋
「わり、遅くなった。」
「あ、うん、大丈夫、そんな待ってないし...」
「んで?話って何?」
「あっと、その.....」
大丈夫、大丈夫だ自分、何回も心の中で復唱してきたじゃないか、いける、大丈夫だ。
私は大きく深呼吸をして、勢いよく口にした。
「私!小学校の時からずっと、來斗のことが好き!」
「あ、うん、大丈夫、そんな待ってないし...」
「んで?話って何?」
「あっと、その.....」
大丈夫、大丈夫だ自分、何回も心の中で復唱してきたじゃないか、いける、大丈夫だ。
私は大きく深呼吸をして、勢いよく口にした。
「私!小学校の時からずっと、來斗のことが好き!」