明日キミに聴かせたい
登録していたコウのメルマガが届いたのは、月曜日の午前中のことだった。
「発売日決まったんだ!」
そう、メルマガによると、アルバムの発売日が決定したとの知らせだった。
発売日は12月10日。
私はすぐさま部屋に掛けられたカレンダーをめくり、10日を赤ペンで丸く囲み、アルバム発売日!!と書き込んだ。
「クリスマスプレゼントって事でアルバム買ってもらえないかな…」
カレンダーを見ながらにやけていると、最初のメルマガから一時間ほど経った頃、もう一通コウのメルマガが届き、続けて送られてきたことに少々驚きながらもメールを開いた。
すると、そこにはアルバムの収録曲や値段、そしてアルバムの特典が書かれていた。
「特典…やった。ポスターだ!うそ、どうしよう、どこに飾ろう!!わ、わ、わ」
特典のポスターに喜びながらベッドの上で足をばたつかせていた。
好きなアーティストがいる子たちはきっと新しい情報を知らされる度ににやけたり、飛び跳ねたり、誰かにこの気持ちをわかってほしくて呟いたりしているんだろうな。と思った。
私も誰かに言いたいかも。とも思いながら。
「発売日決まったんだ!」
そう、メルマガによると、アルバムの発売日が決定したとの知らせだった。
発売日は12月10日。
私はすぐさま部屋に掛けられたカレンダーをめくり、10日を赤ペンで丸く囲み、アルバム発売日!!と書き込んだ。
「クリスマスプレゼントって事でアルバム買ってもらえないかな…」
カレンダーを見ながらにやけていると、最初のメルマガから一時間ほど経った頃、もう一通コウのメルマガが届き、続けて送られてきたことに少々驚きながらもメールを開いた。
すると、そこにはアルバムの収録曲や値段、そしてアルバムの特典が書かれていた。
「特典…やった。ポスターだ!うそ、どうしよう、どこに飾ろう!!わ、わ、わ」
特典のポスターに喜びながらベッドの上で足をばたつかせていた。
好きなアーティストがいる子たちはきっと新しい情報を知らされる度ににやけたり、飛び跳ねたり、誰かにこの気持ちをわかってほしくて呟いたりしているんだろうな。と思った。
私も誰かに言いたいかも。とも思いながら。