明日キミに聴かせたい
気づかないまま歌声に浸っていると、持っていたスマホが手の中で震えた。
「はい?」
『居留守とはいい度胸だなオイ羽流ちゃんよー』
「え?なんのことだか…」
ピンポーン~
ピンポーンピンポーン~
ピポピポピポピン!!
「あーもーうわかったから!その近所迷惑行為やめろ!!」
耳にイヤホンをしたままスマホ片手に裸足のまま部屋から出て玄関に向かい、ドアを開けるとスマホを耳に当てながらサラサラの髪をポニーテールにしてしまっている親友が少しキレ気味に立っていた。
「久しぶり~」
「昨日も会ったっつーの」
そう言いながら親友は有名なドーナッツ屋さんのドーナッツが入った箱を私に手渡すと、さっさと家の中に入ってしまった。
「はい?」
『居留守とはいい度胸だなオイ羽流ちゃんよー』
「え?なんのことだか…」
ピンポーン~
ピンポーンピンポーン~
ピポピポピポピン!!
「あーもーうわかったから!その近所迷惑行為やめろ!!」
耳にイヤホンをしたままスマホ片手に裸足のまま部屋から出て玄関に向かい、ドアを開けるとスマホを耳に当てながらサラサラの髪をポニーテールにしてしまっている親友が少しキレ気味に立っていた。
「久しぶり~」
「昨日も会ったっつーの」
そう言いながら親友は有名なドーナッツ屋さんのドーナッツが入った箱を私に手渡すと、さっさと家の中に入ってしまった。