明日キミに聴かせたい
今回は私、奈津の勝手な奮闘ぶりを皆さんにお伝え出来ればなと思います。
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「花瀬先輩いますか?」
私が2年の教室へ向かったのはお昼休みの時間のことだった。
あの花瀬名雄がいるクラスが分からずにいた私は、橘孝太郎を撮りまくるカメラ女子に花瀬名雄のクラスを聞き出し、早々にお弁当をたいらげ、2年の校舎へと向かい、迷うことなく花瀬名雄がいるクラスへ辿り着いた。
「花瀬~花瀬~いないな。悪い」
きょ、教室にいないだと!!
おいおい花瀬名雄どこ行きやがったぁああ!!
「花瀬ならさっき伏本と購買行ったー」
「だって。聞こえた?」
「あ、はい!ありがとうございます!!」
購買か……あいつお弁当派じゃないのか。
米派じゃなくてパン派かよ!!なんて思いながら購買へと向かうと、さすがお昼休みだけあって戦場のように生徒たちが溢れていた。
パン派じゃなくて良かった。
お母さん毎朝本当にお弁当ありがとう。という気持ちにさせる場所だなと思いながら花瀬名雄を探した。
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「花瀬先輩いますか?」
私が2年の教室へ向かったのはお昼休みの時間のことだった。
あの花瀬名雄がいるクラスが分からずにいた私は、橘孝太郎を撮りまくるカメラ女子に花瀬名雄のクラスを聞き出し、早々にお弁当をたいらげ、2年の校舎へと向かい、迷うことなく花瀬名雄がいるクラスへ辿り着いた。
「花瀬~花瀬~いないな。悪い」
きょ、教室にいないだと!!
おいおい花瀬名雄どこ行きやがったぁああ!!
「花瀬ならさっき伏本と購買行ったー」
「だって。聞こえた?」
「あ、はい!ありがとうございます!!」
購買か……あいつお弁当派じゃないのか。
米派じゃなくてパン派かよ!!なんて思いながら購買へと向かうと、さすがお昼休みだけあって戦場のように生徒たちが溢れていた。
パン派じゃなくて良かった。
お母さん毎朝本当にお弁当ありがとう。という気持ちにさせる場所だなと思いながら花瀬名雄を探した。