俺様ホストは 溺愛率100%
チュンチュン…
いつもの朝、スズメの囀り。
スッキリとした寝起きー…
「には、ならなかった…」
布団に入ったままスマホで時刻を確認すると、5時43分。
流星が仕事終わりに来る時間は、7時頃。
「熟睡できなかったし」
むくっと起き上がり、カーテンを開けるために窓際に立った。
シャッー…
カーテンを開けると朝日が眩しく、目を細める。
「…洋服、決めなきゃ…」
布団の周りには、無造作に洋服が散らばっている。
昨日の夜、結局決めれなかった。てか、私が持ってる洋服で可愛い服なんかあるわけない。
ましてや、流星さんの横を歩くとなると下手な格好では行けない。
“ちんちくりんなガキ”
「あー!やだやだやだ!」