俺様ホストは  溺愛率100%





チュンチュン…



いつもの朝、スズメの囀り。



スッキリとした寝起きー…






「には、ならなかった…」





布団に入ったままスマホで時刻を確認すると、5時43分。
流星が仕事終わりに来る時間は、7時頃。




「熟睡できなかったし」

むくっと起き上がり、カーテンを開けるために窓際に立った。



シャッー…


カーテンを開けると朝日が眩しく、目を細める。


「…洋服、決めなきゃ…」


布団の周りには、無造作に洋服が散らばっている。

昨日の夜、結局決めれなかった。てか、私が持ってる洋服で可愛い服なんかあるわけない。


ましてや、流星さんの横を歩くとなると下手な格好では行けない。




“ちんちくりんなガキ”




「あー!やだやだやだ!」








< 108 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop