俺様ホストは 溺愛率100%
流星さんは、本当に私のどこがいいの?
てか、惚れた女って本当なの?
お金のない女子高生を捕まえて、流星さんには何の得があるの!?
朝食代も、ランチ代も、タクシー代も全部払ってくれてるし!
むしろ、私が貢がれてる方だよ!!
コンコン!
「!」
玄関扉をノックする音が聞こえ、現実に戻された。
スマホの時計をみると、いつの間にか7時になっていた。
やば!流星さんだ!
慌てて無造作に散らばっている洋服たちを、部屋の隅に追いやり、玄関に向かった。