俺様ホストは 溺愛率100%
まさか起きるとは思っていなくて、頭が真っ白になる。
え…え…どうしよう…
驚いて、動けずにいるとー…
「おーい、聞いてる?」
男性が上半身だけ起き上がり、目の前でブンブンと手を振る。
「あ!…はい」
その手の動きを見て、やっと返事が出た。
「良かった。昨日も、キミが俺の札束を拾ってくれたんだよね?」
ドキ。
寝起きだというのに、爽やかな笑顔でそう聞かれた。
「あ…はい」
昨日は寝顔だけしか見てないから、よくわからなかったけど…
この人、めっちゃ綺麗!!!