俺様ホストは 溺愛率100%
ドクン、ドクン。
「…」
あー…もう、どうなるんだろ?
なんかこの人怖いし、もしかしたらヤ〇ザかもしれないし。
ドクン、ドクン。
男性の次に発せられる言葉を待っている間、心臓がドクンドクンと脈を打つペースが早い。
「やっぱり。じゃあ、これ昨日のお礼」
「…」
昨日の…お礼?
男性がそう言い、目の前に差し出したのはなんとー…
「お……お金!?」
手渡されたのは、諭吉さん。
しかも、10枚近く。
え…
え…
10万円!!!?